4.レコーダー

ひとくくりにレコーダーとしていますが、オーディオ分野ではカセットデッキ、DATデッキが中心となります。また、ビジュアル分野ではVTR、HDDレコーダーが中心です。HDDレコーダーは比較的新しい(それでも10~15年経過が大半)ものの、消耗品であるHDDやDVDドライブは劣化が進んでいます。これらに共通するのは、何の前兆も無く突然に故障する性質があることです。もちろん徐々に兆候が現れるケースも少なくありませんが、その状況を正確に把握するのは極めて困難です。一部の機器以外は基本的にチェック機能が無く(あっても一般には非公開)、保証するための手立てが無いのが現状なのです。

一方、カセットデッキやDAT、VTR等は非常に古い商品のため、今では動作していること自体が奇跡的と言っても過言ではありません。メカも電気回路も当の昔に保証期間を過ぎており、正直なところいつ壊れてもおかしくは無い状態です。可能な限りのチェックには努めますが、チェック自体が機器の寿命を縮める行為であることに変わりなく、出品者としてのジレンマが付きまといます。独自にメンテナンスを行ったものは、できるだけ詳しく内容を公開することで、判断の材料とさせて頂きたいと思います。

こうしたレトロ商品は、その性質上保証を付けることが困難ですが、最低限の出品者責務として初期動作保証のみを付与致します。希少な機器も少なくありませんので、できればメンテナンス技術のある方への提供が望ましいと考えます。また、コレクションするだけでも良いとお考えの方も歓迎です。レトロ商品の希少価値と商品の特性をご理解頂ける方向けの商品なので、あくまでの実用にこだわる方にはご遠慮をお願い致します。





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