■ROOTSのご案内

ROOTSが更に進化しました。電子ブックと書庫システムの連携を実現し、1冊の本から複数の本を扱えるブックセンターに発展します。個人レベルでの大規模な電子出版をも可能にする、ROOTSの新たな機能にご注目!!

■ROOTSの起動プラットフォーム
ROOTSはディスプレイ表示領域を有効に活用するために、新たに専用ウインドウを開きます。そのウインドウを開くためのベースが右図のプラットフォームです。ブラウザから最初にROOTSにアクセスする場所で、Ver.2.0からは前回終了時のページを復元するレジューム機能を搭載したため、プラットフォームで起動ページを選択できるようになりました。また、Ver2.1からは指定ホームアドレスに戻るためのボタン(HOME)も利用できます。

※オプションのBOOK CENTERから起動する場合は、BOOK CENTERがプラットフォームになります。
※BOOK CENTER収納時でも、このプラットフォームを経由することで単独の電子ブックとしてアクセスすることができます。



▲新デザインのプラットフォーム

シンプル・イズ・ベスト! これがROOTSの答えです。

電子ブックを身近な文具にするのがROOTSです。誰にでも簡単にブック制作ができるよう、難しい知識や技術は徹底排除。ROOTSなら簡単な作業で、ネットやメディアによる電子出版も可能になります。

究極のエコツールで環境保護!

紙資源を確保するために森林を伐採し、そのために進む環境破壊。今や地球規模の大問題です。これを解決するには紙を使わないことが一番。電子ブックが普及すれば、印刷による紙資源の浪費は無くなります。環境保護の切り札、それが電子ブックなのです。

<ROOTSライセンス版の仕様>
●画像(JPEG)のページとHTMLのページを混在してブック構築可能。表示時にページタイプを自動判別するため設定が簡素化。
●章・ページによるブック管理システムにより、理論上の最大章数は9999章、各章の最大ページ数は9999ページ。(*1)
●自動ページ送り&スクロール機能搭載。
●新IPC機能搭載。自動ページ送り時におけるページ毎の表示時間を設定可。本格的な自動読書環境を実現。
●電子ブックだからページサイズはページ毎に自由に設定可。拡大・縮小無しに、どんなコンテンツでも無理なく表示。
●設定ファイルでフレームカラー変更可。操作パネルデザインを5種類標準装備。コンテンツに合わせて選択可。
●レジューム機能により、前回閲覧時のページ表示を復元可(前回終了ページまたは前回までに最も読み進んだページを選択可)。
●BGM(各章毎に1つ)に加え、効果音・音声をサポート(ページに簡単に音声・効果音を付加可)。BGM・効果音・音声の3トラック独立型。
●ページ履歴機能(最大20ページ)でページをさかのぼって閲覧可。
●ページ側から直接ページ移動コマンドを発行可。(関連ページへのリンク移動による補足参照を実現)
●ブラウザ上で動作するため、ローカルのパソコンでもインターネット上でも閲覧可。動作のためのプラグインも不要。
●ブックマーク機能により、10ヶ所までのページを記憶。ページ移動は1クリックでOK。簡単・便利な電子しおり搭載。
●印刷機能により、ページをメモ代わりに印刷可。(ライセンスユーザーが印刷を許可した場合)
●ナビ機能により目次から素早くページアクセス。
●任意の章にページアクセス制限(パスワード許可または自主選択許可)をかけられる。

*1 動作時にページインデックスを作成するため、容量が大きくなる程速度が低下します。PCのスペックにもよりますが、通常の書籍規模程度では全く支障はありません。

■ROOTSの特長
よく使うボタンは大きく見やすく、ボタン構成は適切な配置で使いやすく。ROOTSは操作性を最も重視しました。しかも大容量の書籍に対応するため、章とページでブック管理。上部には章・タイトル・ページ数等の情報を表示して、常に読書状況が把握できるシステムです。

縦書き・横書きは文化です。本(コンテンツ)には進行方向があり、その方向を操作パネルで明確に示すべきなのに、どれもこれも右向きばかり。横書きでも縦書き同様に右から左に進む文化圏もあるのです。だから、ROOTSでは慣習に合わせて、読者にも方向を決められるようにしました。

ページ毎に表示時間を可変コントロールするIPC機能を搭載し、本格的な自動読書環境を提供します。しかも読者は速度を5段階から選択できます。

■チュートリアルでルーツの基礎をラクラク学習
チュートリアル3部構成。
1.基礎編…ブック構築の基礎と基本設定の学習
2.実用編…設定ファイル一般とBGM使用方法の学習
3.応用編…効果音・音声使用方法と自動ページ送り時間の増減方法の学習

1、2でROOTSでのブック構築概略をマスター。ブック構築に必要な部品は用意してあるので作業も簡単。15~30分程度で理解できますから、すぐにオリジナル電子ブックの制作に入れます。3は慣れてからの学習でOK。

<動作条件>
Windows版 InternetExplorer 6以上(最新のIE9もOK)、FireFox 2以上(最新のFF16もOK)を推奨。
※Macintoshでも動作しますが、原則として動作保証外です。
※旧バージョンのブラウザの中には、ブラウザのバグにより正常に動作しない場合があります。最新版にバージョンアップして下さい。

<< 選べる操作パネル
ROOTS標準タイプ、Dream-eyeタイプを含めて5種類を標準装備。コンテンツに合わせてパネルデザインを選択できます。

■ROOTSが簡単なワケ
ROOTSがページとして読み込むのは、画像(JPEG)またはHTMLのページのいずれかです。これらは今お使いの使い慣れたソフトで制作頂けます。(*2)
既にグラフィックソフトやホームページ作成ソフトをお使いになっていれば、現在のスキルで十分です。

*2 ROOTS自体にページを作成する機能はありません。

もしもページ素材が紙媒体のもの(書籍や冊子、手書き等)であれば、イメージスキャナで読み込んで画像データにすれば良いのです。また、ホームページのデータも有効活用できます。ページデータさえ用意すれば、あとはほとんどファイルをコピー&ペーストするだけの作業です。

ページ素材さえ用意すれば小規模な電子ブックならあっという間にできてしまいます。もちろん専門知識も新たな学習もほとんど必要ありませんから、コンピュータービギナーでも安心です。

<< ユーザーマニュアル(ROOTS版)
ROOTSを使いこなすためのマニュアル(10章全34P)を添付。ブックビューワーはもちろんROOTSが担当。ROOTSは解説書やマニュアル等にも適しているのです。実用から趣味、教材等として、ROOTSの活用範囲は無限です。環境保護からペーパーレスが叫ばれる中、電子ブックは次世代出版の本命です。

■ツールの提供
ページ毎に自動ページ送り時間を設定するIPC設定ファイルの編集を簡易化するツール(Windows版)が付属します。詳細はこちらをご覧下さい。

アイデアをカタチにする。それがROOTSの使命です。

本を作りたい。アイデアもある。でもカタチにするのは難しい。ROOTSはそんな悩みを解消します。ROOTSの開発目的は「誰でも簡単に電子ブックを制作できること」です。開発者自身がその恩恵を最も受けているのがその証。電子ブックに必要な機能は全てROOTSにお任せなので、ユーザーはコンテンツの制作に専念できます。

商用も可能でコストパフォーマンス抜群。しかもロイヤリティー(個別製品の課金)も不要。

※ROOTS制作キットをインストールできるのは、個人・団体に関わらず1ライセンスにつき購入者(部門)の所有するコンピューター1台です。複数台のコンピューターにインストールするには別途ライセンスが必要です。なお教育機関・自治体等公共の場合は、安価なライセンスパックも用意していますので、問い合わせフォームにてお問い合わせ下さい。

※ユーザーは最新バージョンに無償アップグレードできます。当サイトからダウンロードして下さい。

■便利な最新鋭ブックマーク機能「Quick Memory」搭載
情報バーの下に配置されたブックマークボタンは電子版のしおりです。10ヶ所までの任意のページを任意のボタンに登録しておけます。例えば1章の2ページなら1:2と表示します。登録内容は次回の起動時にも有効で、気になるページを素早く開けます。登録・消去も超簡単。しかも、ただのしおりではありません。ボタンにマウスカーソルを乗せるだけで一時的に情報バーに登録ページの詳細情報を表示します。だから、どのページからも登録内容を確認した上でページ移動ができるのです。

情報バーを一新し、ページ数表示では従来の章内における表示ページ数に加えて、電子ブック全体における表示ページ数を加えました。これにより、全体のどの位置を読書中かを把握できます。

■電子ブックの更なる高機能化
ブックマークを一括消去したり、ページ進行方向をブック内から変更する等、基本機能を強化しました。更に、レジューム機能にNavi内の設定を含めたことにより、次に読書する際に前回と同じ環境でスタートできます。レジューム記憶は個々の電子ブックで独立しているため、複数の電子ブックを運用する際もブック毎に異なった環境で読書できます。

電子ブックの主旨には反しますが、メモ代わりにあると便利な簡易印刷機能も搭載しました。

特定の人にだけコンテンツを閲覧できるよう、章単位の読書制限(パスワードまたは自主選択による簡易保護)を搭載しました。

■複数の電子ブックでシステムを共有
旧バージョンでは1つのシステムに対して1つのブックデータを対応させていましたが、1つのブックシステムを複数のブックデータで共有するようにしました。そのため、電子ブックのメンテナンス性が飛躍的に向上します。これはオプションのBOOK CENTER(下記参照)に対応させることで実現しました。


■オプションのBOOK CENTER(書庫システム)に対応
複数のAD-BOOK(ROOTSを含む)を収納できるオプション(別売)のマルチリンクプラットフォーム、BOOK CENTERに対応しました。ROOTSの設定ファイルを編集するのと同じ要領で、簡単に電子ブックによる書庫が構築できます。しかも複数の電子ブックデータが1つの電子ブックシステム(例えばROOTSのシステム)を共有するので、多数の電子ブックコレクションを扱う場合のメンテナンス性が飛躍的に向上します。
BOOK CENTERには検索機能が搭載されており、読者は目的の電子ブックを容易に閲覧できます。BOOK CENTERは多くの作品をネット公開したい方に最適のオプションです。サイトそのものをBOOK CENTERで構成することもできます。
最新のInternet Explorer 9、Firefox 16での動作も確認済み。-2012年10月16日現在-(*3)

*3 各ブラウザの設計思想の違いから、動作や表示に相違点があります。ROOTSの動作環境としてInternet Explorer(Windows)での利用を推奨します。